ザイフェンの歴史を忠実に再現するミニチュアを作り続けたヴェルナー家の父、Walterさん。繊細な細工や絵付けはとても格調高く、工芸品。2008年にヴェルナーさんがお亡くなりになり、三男のジークフリートさんが1999年から技術を忠実に継承し、制作を引き継がれています。

ちなみにご長男がランフェンドレーンで有名なクリスチャンさん、次男がヤジロベーなどで有名なウォルフガングさん。3兄弟ともにお父様の技術と意思を引き継がれて、、、。

炭鉱の生活を中心にした鉱夫さんたちのフィギュアなど，たくさんあるザイフェンのミニチュアの人々の中の昔のお仕事シリーズから

村の男性
当時は家庭で作った大小の面白い木製品を自国で販売したり、見本市で取引するために旅に出たり，，，。また，あらゆる実用品を巡回販売していた男性もいました。

そんな男性の中から「鋳かけ屋」です。

大きな毛皮？のマントを着て
自作のおろし金，ケーキ型など生活必需品を巡回しながら販売している人です。
ヒビの入った鍋などを修理も引き受けたそうです。
そんな時に必要なのでしょう，肩にワイヤーを何重にも巻いたものも持っています。
日本の昔でいう荒物屋さんでしょうか。。。。
パイプをくわえてるので，煙だし人形を思い浮かべてしまいますね。
Füchtner工房さんからも「鋳掛や」作られています。。。


Werner工房さんの特徴的な顔，粘土のようなもので作られた髪の毛
1957から始まった方法を今も受け継いで作られています。

身長8cmほどの人がもつチーズおろしなどのパーツ。
なんだか嬉しくなる小ささ？です。

CoCoRoでとても人気のミニチュアのくるみ割り人形もこちらの工房からのものです。

ｻｲｽﾞ：8.4cmH

ドイツ　ウェルナー　フィギュレン工房

Walter Werner工房
ザイフェンではとても老舗の工房さん。Walterさんのお仕事を引き継がれ
3人の息子さんがそれぞれ工房を持って活躍されています。
長男がChristianさん：あの有名なライフェンドレーエンのマイスター
次男がWolfgangさん：おもちゃ類を専門に，，，ヤジロベーやパカパカの馬などのマイスター
三男のSiefriedさん：1999年からお父様のお得意のこちらのフィギュアを引き継がれています。