ティキャンドル用のクリスマスピラミッドです。

ザイフェンのあるドイツ・Erzgebirge 地方では今も続けられている子供たちのキャロル。
クリスマスの前のアドヴェントの4回の日曜日に近所の家から家を子供たちがランタンや光る星を掲げて
クリスマスの詩を歌いながら「その日」を待ちわびて巡るそうです。

5人の聖歌隊。
大きな澄んだ歌声が聞こえてきそう・・・
ろうそくを灯すと緩やかにクワイヤーの少年少女たちが回ります。
独特な帽子と黒いマントもステキです。


裏側は・・・


木目を生かした円形の独特なデザインに目が行き、数年前から取り寄せ、まあるい優しいデザインとナチュラルカラーに好評をいただいてます。



8枚の羽
ｻｲｽﾞ：Φ22cm
高さ：21cmH
台座のｻｲｽﾞ：Φ20cm
3個のﾃｨｷｬﾝﾄﾞﾙﾎﾙﾀﾞｰが付いています。


ドイツ Helfried Stelphani


クレンデゼンガー(Kurrende-sanger:Caroler)：聖歌隊
ザイフェンを始めとしたエルツ地方の集落では現在もクリスマスイブまでの約4週間の日曜日にランタンときらめく星を手にした聖歌隊が家々を巡り、讃美歌と祝福の歌で住民たちに幸せなクリスマすを祈る習わしがあります。

聖歌隊のコスチュームが今のように黒い衣装(簡素な羽織と円形の帽子）なったのは1535年のこと。ザイフェン地区がプロテスタントに改宗したことがきっかけとのことです。
2016年にザイフェン教会を訪れて折、祭壇の後ろにこの星型のランタンが立てかけてありました。。。。ザイフェンのクリスマスの象徴とでも言えるのではないでしょうか。