人形(煙だし)
- 煙出人形:V. Füchtner工房
- 煙出人形: Findeisen工房 他
- 煙出人形:Dittmann style 「サンタ」
- 煙出人形: MERTEN工房
- 煙出し人形:その他の工房
- 煙出・お香立て(家・きのこ)
- HUSS社のメタルお香立て
- ナチュラルインセンス(お香) コーン型 スティック型
ザイフェンのあるErz(エルツ)地方では芳香を放つアロマキャンドル(お香のことをそのように呼ばれています)が、1850年ごろから作り始められました。お香はそもそも、煙となって天に上っていくことから、宗教的な意味合いがあったそうですが、一方では伝染病が蔓延した時に消毒や、臭いを消すためのものとも目的があり、もともと薬局で作られていたそうです。19世紀初頭からはその宗教的な意味合から、クリスマスシーズンに多くの家庭で楽しむ習慣が根付いたそうです。
そのアロマキャンドル(お香)が誘因となり、旋盤を使ってこけしのような形の人形の中をくりぬいたフィギュアにお香を入れて口からお香の煙、、、の「煙出人形」の始まりで、この地方で考案されたお香立て「煙出人形」は1850年ごろ旋風を巻き起こしたとのことで現在に至っています。
同じ製法で作られている(中の空洞はありませんが)「くるみ割り人形」は王様・役人などの権力をもつ階級の人々のモチーフが多く、お偉い方々に歯が折れるほどの硬いくるみを砕かそう!という想いがあったからだそう・・・
一方、「煙出人形」は、村の生活に根付いた郵便配達人、おもちゃ売り、煙突掃除人など村の生活からのキャラクターが多く、これら「煙出人形」たちはなぜかやさしいお顔の表情の人たちが多いのが特徴です。
数あるお香人形の中からCoCoRoセレクトの約10の工房さんからお取り寄せしております。
メインは【フィントアイゼン工房】。1987年開業、木目を生かした渋めの色合いの塗りと優しいお顔。そして30種以上の職業の人々を作っています。くるみ割り人形の【フュヒトナー工房】から今は甥御さんにくるみ割り人形の生産を託された7代目のヴォルカーさん作の人形たち
。【クラウスメルテン工房】はとても残念なことに2013年に生産を休業されると発表されまして、取り寄せができなくなっています。がMEKIKIさんがショップなどで見つけて下さった作品をご紹介できることがあります。常備ではありません。また、価格が今までのようには参りませんことをご了承ください。
その他、伝統的な製法のパン生地細工の人形の工房さんからはお願いしたら制作してくださるスタイルで、お待ちいただくことをご了承いただけるとご予約を承ります。
またエルツ地方で長年お香を生産している KNOX社・HUSS社・Crottenforfer社から優しくナチュラルなお香も取り寄せています。